徳永 凜(サンウェイ大学) 7月15日~8月14日
大学の夏休みを利用して一か月間アコピアにインターンしました。私の身近に親しい韓国人が多く、彼らとの交流を通してもっと深く韓国を知りたいという思いからインターンシップを決めました。ちょうど日韓関係が悪い時期で行く前は不安だったのですが、実際に来てみると日本人だからということで不便することもなく、皆さん親切にしてくださりました。
アコピアでは主に外国人インターンとして働きました。仕事は主に外国人のお客様のメール対応やKTCの資料作成、アコピアのプロモーションを担当しました。この仕事を通して一番難しいと感じたのが外国人スタッフとのコミュニケーションでした。文化や育ってきたバックグラウンドの違いで意見が日本人と外国人スタッフとでぶつかり合うこともたくさんありましたが、毎回話し合いをしてお互いの主張にしっかり耳を傾けることで理解を深め解決策をみつけました。しっかりと話し合うことがミスコミュニ―ケーションを防ぐために一番重要なことだなとインターンを通して実感しました。
このインターンでの一番の思い出はくれキャンプへの同行です。韓国ではソウルやテグなどの都市にしか訪れたことがなく、田舎に行くのは初めての経験でした。宿の周りは田んぼや山だけの自然でWi-Fiもコンビニも無い4日間で貴重な体験ができました。特に現地のお年寄りの方たちが私たちに農楽を教えてくれ一緒に演奏したことはとても良い経験でした。現在日韓問題の報道をほぼ毎日目にしますが、くれの方たちは、私たちが日本人であること関係なしに心から歓迎してくださり胸が熱くなりました。私に農楽をおしえてくださった、おばあちゃんがずっと私たちの訪問を喜んでくれていて、お土産までくださりました。機会があればまたくれに訪れたいです。
あこぴあでの一か月間は濃く充実したものでした。ここでの経験を生かして将来何らかの形で日韓交流のお手伝いがしたいです。最後に一緒の期間働いたスタッフの皆様、本当にお世話になりました。他のスタッフの方々から学ぶことが多くとても勉強になりました。