日韓交流〜インターンシップを通して〜

 

津田塾大学 国際関係学科

大津有公子

 

 私は20173月から12月まで交換留学生として国民大学に通っています。帰国後すぐに就職活動が始まるため、韓国にいる間にインターンシップを経験できるところがないかと探していた時にひろばのインターンシップを見つけ、7月から12月まで働くことに決めました。

 私はアコピアカフェでの勤務で、主にKPOPキャンプ、韓国人のための日本キャンプ、日本語授業の業務に携わらせて頂きました。KPOPキャンプでは、オーディションのお手伝いやオーディション会場までの引率などを行いました。韓国でデビューを目指す日本の学生さんを間近で見ることができたのは、非常に貴重な経験になりました。また日本キャンプでは、行程立て、予算の見積もり、参加者募集の告知を行いました。特に京都キャンプの行程立ては一から考え、韓国の学生さんに楽しんでもらうにはどうしたらいいか、どのようにすれば効率良くより多くの場所を回れるかなど、様々なことを考慮しなければいけないため大変ではありましたがとてもやりがいのある仕事でした。

 

そしてわたしにとって最も貴重な経験となったのが日本語授業です。これまでこのような経験をしたことがなかったので、最初はどのように進めればいいか不安でした。しかし私自身ひろばで韓国語のレッスンを受けていたため、常に生徒さんがわかりやすいように工夫しながら授業を行いました。生徒さんは日本語だけでなく日本の文化にも興味があったのですが、私自身日本について知らないことがたくさんありもっと日本について勉強しなければいけないことを実感しました。また一方で、韓国の文化もたくさん教えてもらうことができ非常に勉強になりました。

 

 アジア希望キャンプ機構のインターンシップに参加させて頂き、普通の留学では経験できないようなことをたくさんさせて頂き本当に感謝しています。日韓交流に関する様々な業務に携わらせて頂き、肌身をもって日韓交流を経験することができました。帰国後もここでの経験を活かしていこうと思います。