森永なぎさ(佐賀大学)
インターン期間 2018年8月~1カ月
2018年8月から1か月間、大学最後の夏休みを利用し、アコピアカフェにてインターンをさせていただきました。この1カ月という短いインターンの中で、自分自身を客観的に見て、反省しながら成長できたと感じます。こう感じることが出来た大きな理由は、インターン生に対して大きな仕事を任された点にあります。
インターンへ行く前は、ボランティアとして何かお手伝いが出来たらという軽い考えで応募し、開始したのですが、まず思った以上の仕事を2つ任されました。1つは韓国から日本へ行くプログラムである「ホームステイキャンプの企画」、2つ目は日本から韓国へ行く「KPOPキャンプの同行」です。軽い気持ちで来た私は、こんな事できないよと戸惑いましたが、余計なことを考える暇もなく、KPOPキャンプが始まりました。まず食事の予約を任され、お店を探し、電話をかけまくりました。今考えるとたいしたことない電話ですが、10人以上の予約で、最初の電話はかなり緊張したのを覚えています。その後、日本から勇気をもって一人で参加している中高生たちの引率をしていくうちに、この仕事は失敗が許されず、言動には責任を持たなければならないと強く感じました。
この責任感と行動力について、さらに問い詰められたのが、2つ目の「ホームステイキャンプの企画」でした。この企画はまだ白紙の状態で、ある地域での開催が出来ないかというものでした。何もない状態から、どう企画を作り、実行していくかが問われました。企画をたてるだけならすぐ出来たのですが、実際にホームステイ先を探すことがなかなか出来ませんでした。ホームステイが出来そうな協力団体を探し、実際にコンタクトを取っていくという事にかなり慎重になってしまい、メールはなんとか送れても、全く知らない団体に電話なんて出来ないと行動が出来ませんでした。インターンも半分を過ぎたころに、このままでは結局何も成長しないまま帰ることになると感じ、これからでも任された仕事に責任をもって最大限に結果を残そうと決めました。
それからスタッフの方に力を貸していただき、全国でホームステイが出来そうな地域の団体にメール、電話を思い切ってかけまくりました。失礼のないように、少しでも良い印象を与えられるように、文章を考え、プログラムの意図や内容をしっかりと頭に入れ電話をし、いくつかの団体からお返事を頂くことが出来ました。
それと並行し、KPOPキャンプ関連で合同オーディションというものに1次合格した方向けの2次オーディションサポートという仕事を自分から引き受け、遂行しました。これを引き受けた理由として、これまでのインターンを振り返り、自分は0から1をつくるより、1から10をつくる方が向いていると気づいたからです。どちらが良いという事はないと思いますが、既に土台がある状態で最大限にやってみることにしました。
1カ月という短い期間で、やりかけの仕事も多く、完全燃焼というわけにはいきませんが、このインターンを通し、アルバイトではなく仕事とは何か少しだけ理解できたような気がします。私自身、来年の4月から社会人です。行動力と責任感をもって働いていきたいです。
一カ月間小さなことでも親切に教えてくださったカフェのスタッフの皆さん、いつも協力して支えてくれたインターンのみなさん、その他スタッフの方々、ありがとうございました!