古澤真衣(社会人)

 

今月から私は月曜日・火曜日・水曜日の週3日間のインターンシップに参加させていただいている。業務内容は、月曜日はもう一人のインターンである山口日南子さんと一緒に19時から20時までの1時間、연남동주민센터にて地域の住民5名前後に日本語を教えている。火曜日はひろば教室にて、韓国語教室の運営に関する事務の手伝いをしている。水曜日は月曜日の日本語の授業に向けた資料作成が主である。

以前から日本語を教えることに興味があった私は、このインターンシップの業務を割り当てられた際に「日本語を教えられる」という事への喜びを感じていた。しかし、実際に授業が始まってみると、普段日本語を母国語として話している日本人の私たちにとって、外国人が理解できるように、しかも外国語で日本語を教えるということがどんなに難しいことなのかがよく分かった。正直そこまで難しいとは予想できていなかったため、今後の課題としてわかりやすい授業運営をするためにも、反省と改善を続けていく必要がある。その際、わかりやすい資料と教材を考え作成することや、生徒参加型の授業運営をしていくことも今後は考慮していきたい。

ひろば教室では、幅広い年代の生徒さんがいらっしゃり、韓国語を自由に勉強したいと考えている人が大勢いらっしゃるということがよくわかった。また、ボランティアの先生方も日本に興味を持たれている方がほとんどで、とても親切で丁寧な授業をしてくださる方が多くいらっしゃることにとても感動した。また、マッチングや授業予定管理、連絡調整などは渡辺さんやダンヒさんがほとんど一人で行われていらっしゃるということも分かった。生徒さんの中には、この2名に会うことを楽しみにしていらっしゃる方もいて、事務作業だけではなく、教室に和やかなムードを醸し出すことも大切な業務の一環であるということを、学ぶことができた。なので、来月は私もひろば教室スタッフの一員として明るく元気でさわやかな挨拶ができるように心がけながら、業務にあたるようにしていきたい。今後はその反省を活かしながら改善していけるように、努力していきたい。