東山加奈(関西学院大学)

 

 私は中学生の頃から韓国の文化に興味があり、独学で韓国語を勉強していましたが、高校2年生の時に第二外国語として韓国語を学べるようになり、さらに深く勉強したいと思い、韓国語を第一外国語として学べる関西学院大学国際学部に入りました。そして、 私は20169月から20178月まで漢陽大学に交換留学生として韓国に留学に来ました。この1年間の留学を通して、日本では決して経験できないことも学べ、また、韓国人だけでなく、様々な外国人と交流する機会がたくさんあったため、様々な考え方があることを実感でき、日本にいた時の偏見や先入観等、偏った狭い考え方をなくすことができ、一段とグローバル社会に見合う人間に近づけた気がしました。

 

 

 

一年という長い留学期間の中、文化交流・韓国語学習・旅行・日本語ボランティア教師等、様々な活動をし、充実した生活を送っていたけど、二学期目の授業が終わる頃に、海外でインターンシップをしてみたいと思うようになり、探しているうちに出会ったのがここ、コリアプラザひろばでした。6月末から8月中旬までインターン生として働くことになり、ひろば韓国語教室で韓国語のマンツーマン授業の先生と生徒のマッチング業務を主に担当していました。具体的には、韓国語を学びたい日本人の生徒にメールなどで授業の希望日を聞き、その希望日に合うボランティアで先生をしてくれている韓国人の先生を探すというものです。やはり人間なので、急にキャンセルが出て大変な時もたくさんありましたが、実際働くということは今後のいい経験になったのではないかと思います。インターンの期間が短かったので、他の業務はあまりできなくて少し残念ですが、ひとつの仕事をこつこつこなす能力も社会では必要なので、私にとって大きな学びになりました。

時が経つのは早いもので、もう日本に帰国するときが来てしまいましたが、この韓国留学生活を生かして、帰国後には在日韓国人に日本語を教えるボランティアをするなど、日韓交流に積極的に参加し、日韓関係の改善に貢献できたらと思います。