ひろばラウンジ~交流の場~

武蔵大学 社会学部 灰岡杏

 

  20149月から半年間、コリアプラザひろばでインターンとしてマンツーマン韓国語サポートの運営を担当させていただきました。現在のひろばラウンジは、交流の場所として201410月に新しくなりました。マンツーマン韓国語サポートの授業をはじめ、韓国生活でのサポートや韓日未来フォーラム、アジア希望キャンプのスタッフ会議、フェアトレード販売などの多種多様な場として利用されています。

私は、韓国での留学生活が半年が過ぎたころから韓国の仕事を経験してみたいという気持ちからコリアプラザひろばに出会いました。日本では接客業のアルバイトしか経験のない私は、メールの送り方さえよく分からず、仕事がスムーズに進まなかったことが今でも鮮明に思い出されます。最初は、インターネットからメールの例文などを見たり、定型文などを参考にしたりしていましたが、コリアプラザひろばの仕事は人と人との会話があってこそ成り立つ業務がほとんどなので、マニュアル通りにいかないことがほとんどでした。また、特に日本人、韓国人共に頻繁に連絡を取るこの業務は、日本人の丁寧さと韓国人のスピード感を身に染みて感じることができる良い経験になりました。

 以前までの授業は、特定の場所がなく、市庁駅地下にある喫茶店など自由に場所を決めて授業を行ってもらう仕組みでした。しかしそれでは、定期的に授業をする強制力が弱いため、マンツーマン韓国語サポートの意味がありません。定期的に授業を行うことで、韓国語の水準も持続していくと思います。また、韓国に90日以内の短期滞在の方でも利用することができる韓国語授業をひろばラウンジ以外、私はまだ聞いたことがありません。


ひろばラウンジは、韓国語を教えたい、習いたいという共通の場所として存在しています。今後も、ひろばラウンジがより多くの人々が交流できる場所として、また多くのアイデアが生まれる場所として活気ある場所になってくれることを願っています。