榎 咲百合(和歌山大学)
期間:2019年6月24日~8月14日
二か月間アコピアでインターンをして、色んな意味で様々な経験をしました。
私の勤務内容は、主に、日本人に向けての宣伝とホームページの編集だったので、基本的に楽な仕事でした。日本人の韓国に留学したい、Kpopアイドルになりたい中高生に向けてTwitter 、Instagram、アコピアスクールのホームページを通して、参加を募ったり、宣伝や呼びかけを行ったりしました。アコピアスクールの仕組みについて何も知らない状況から宣伝をするのは難しかったり、私がやっていいものなのかと戸惑いもありましたが、最終的にはどういう風にやりこなせばいいのかというすべを学びました。
1番面白かった業務は、現在、日韓関係がとても悪化していることをきっかけに、社長が歌を作ろうと言い出しました。そして、私を含めるインターン3人で作詞をしてほしいと頼まれ、作詞をすることになったことです。私たちは「日韓関係の明るい未来のために」という題目に沿って作詞をしました。しかし、政治的問題や、歴史的問題を歌詞に入れてしまうと、誰かが傷ついたり、反感をかうかもしれないので、そういった批判的な言葉はなるべく避けるように心がけて作りました。また、 Kpopcampの際に、 私達で作り上げたその曲を、アコピアスクール留学生たちの皆さんと一緒に参加者の前でも歌いました。ある意味、普通のインターンでは体験できないことを体験でき、忘れられない経験になったと思います。
kpopcampの引率スタッフとしても、参加者たちに付き添いました。中高生の夢を持ったキラキラしている子たちをみて、私も元気をもらいました。当日に、人数分のチケットが足りなかったり、急遽食事するお店を変更したり、キャンセルになったりと様々な問題が起きましたが、なんとかkpopcampを終えることができ、ホッとしました。このキャンプ中の1週間は、参加者の皆さんにずっと付き添っていたので、気を張ったり、何かトラブルが起きた時の対応なども、その場にいるインターンでしなくてはならず、大変な事も多かったのですが、同時にインターン生活の中で、1番やりがいのある仕事でした。海外からの参加者もいたので、通訳や、英語での説明をする場も多々あり、つたないながらもなんとかやりきることができたので、自分自身の勉強に繋がりました。
私が韓国でインターンをしようと決めたきっかけは、韓国に交換留学しているということや、卒業までにインターンをして、就活や、社会に出てからの職業に役立てたいと考えたからです。アコピアでインターンをして、学んだことや、身についたものは、エクセルやホームページの作成、編集技術、宣伝や広告を作る時の書き方や、ポスター制作の際の色づかいや配置の仕方、写真の置き方、見せ方などです。細かい作業や、少しの訂正をやり続けるといった作業が全体を通して多かったですが、何かしら今後の私自身の生活に役立てられるものになればいいなと思います。2ヶ月間ありがとうございました。